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メディア・ユニバーサルデザインとは、ユニバーサルデザインの要件を満たした視覚メディアのこと。ユニバーサルデザインの考え方を印刷物やウェブサイトなどで具体化するにあたって、気をつけておくべきこと、配慮しておくべきことを、できる限りクリアしたデザインを施すこと、また媒体そのものを指します。
主な対象者は、高齢者や弱視・色覚障がいなど視覚に障がいのある方
65才以上の老年人口は2020年には3,500万人を超えると予想されています。もはや3人に1人が高齢者という超高齢社会が日本の現実です。
また色覚の違いや目の疾患によって色の見え方が違う人は、合計すると日本に500万人以上で、その内300万人以上が色覚障がいの方です。

高齢者の見え方

個人差がありますが、40代から白内障になる人が増え、80・90代ではほとんどの人に白内障の症状が現れるといいます。

【白内障の見え方/目の前に霧がかかったような見え方になる(右の画像)】

色覚障がいの見え方
色覚障がいとは、特定範囲の色の見え方が一般色覚者と異なり、色の差を感じにくくなることです。そのため、色の組み合わせによっては識別することが難しくなることがあります。

【見え方の例/一般色覚者の見え方(左)→2色型 第二色覚障がい者の見え方(右)】

 

色覚障がいに配慮するための様々な工夫
【円グラフの作例/一般色覚者が見やすい色分け(左)でも、色覚障がいがあると色の差がなく見づらいものに(右)】

 

改善方法1/似通って見える色が隣接しないように、並び順を変更すると見やすくなります。】

 

改善方法2/凡例表示をやめてグラフの中に記載。さらに境界線を入れて区分けをはっきりとさせました。】

 

改善方法3/まだ色の違いが分かりづらい部分に地模様を入れる「ハッチング」処理を施した】

UD(ユニバーサルデザイン)フォントで読みやすく

【細かい文字も高齢になると読みづらくなってくる(右)】

 

【ユニバーサルデザインのフォントで解決】

当社の資格保有者が承ります
駒田印刷ではMUD(メディア・ユニバーサルデザイン)資格保有者によるデザインを承っております。
また営業スタッフにもアドバイザーの資格を持つスタッフが多数在籍しています。まずはお気軽にご相談ください。