vol.18 ターゲット

◆復習問題の答え
ではもう一度問題を見てみましょう~。
次の書体と同じ書体はどれでしょう??

答えは2番のじゅんゴシックです。丸ゴシックと似てますが違うんですよ~。
ではでは、今週も頑張ってください~。

◆ご挨拶
こんにちは!!今回の講師のキャベツです!
よろしくお願いします!!

皆さん知人に何かプレゼントをしたことってありますよね?
プレゼントを選ぶとき、プレゼントを渡す『相手』のことをよ~く考えますよね!?
これは企画する上でとーっても大事なことですよね!
と言うことで(?)今回は企画と『ターゲット』について考えてみましょう!

◆その前にターゲットって
(ご存知の方はもちろん)何となく意味が分かる方もいらっしゃると思いますが、商品(その他にも人物、お店、イベントなどなど)を買ってほしい(または知ってほしい)人のことをターゲットと言います。
そして広告物を作る場合、広告したい商品(または人物、お店、イベントなどなど)と、それはどんなターゲットに向けたものなのかを考えます。
性別、年齢、趣味などなど、ターゲットの層が具体的に決まっていると、普段ターゲットが気になっているもの、好きなものなど、色々な要素が見つかり、ターゲットの心を掴む広告物が作り易くなります。
(詳しい説明はこちらで!!会社案内を例に取り上げています。)

◆実際にやってみよう!(ポストカード編)
突然ですが、あなたの友人や会社の方に暑中お見舞いのポストカードを1種類送るとします。
1、コピーは『暑中お見舞い申し上げます』だとすると、あなたはどんなポストカードが思い浮かびますか??


浮かんだイメージを覚えておきましょう。
2、さて、今度は送る相手を1人限定として、その人のことを頭に思い浮かべてください。(知人ならどなたでもOKです!)



3、浮かびましたか?
それでは、その人の性別、年齢、性格、趣味、普段何をしているか、何に興味があるか、何が好きで何が嫌いか、あなたとの関係などなど、色々な要素(条件)を考えてみてください。(書き出すのも良いかもしれません。)



4、次に、その人がポストカードを受け取ることで、どんな気持ちになってほしいか(またはどんな行動をとってほしいか)を具体的に考えてください。



5、それでは次にデザインを考えましょう!考えるときは、暑中お見舞いであることと、先ほど3で考えた要素と、4で考えたことを常に念頭に置いてください。



イメージが具体的に浮かんだ方は1で考えたポストカードのイメージと比べてみてください。



どうでしょう?
最初に漠然と考えたポストカードより、具体的に『ターゲット』を決めてから考えたポストカードの方が、イメージがハッキリしませんでしたか??
そして受け取った人にも具体的な内容になっていて、『特別感』が伝わるのではないでしょうか??

ターゲットにどう伝わってほしいかがはっきりしないままデザインを考えていくと、あの情報もこの情報も入れたいなぁ、などなど、途中で色々脱線しがちになってしまいますし、文字や写真など情報も増えて逆に見づらくなってしまいます。(今回はコピーは一つで限定しましたが…)
(最初にも紹介しましたが、詳しくはこちらをご覧ください。)

◆終業時間
今回はココまでですね!お疲れ様でした!
どうでしょう、ターゲットを具体的に決めることの大事さが分かっていただけたでしょうか?

◆復習問題
今回は簡単!!
次の文の空欄をうめてください!
(   )の中は同じ言葉です。

新商品を考えたり、広告物を作る際(   )を決めるとその(   )の心を掴む商品または広告物が作り易くなる。

答えは次回に!!
またお会いしましょう!!!!