調味料でひと工夫したい

ちょっともの足りないかな。も、調味料でひと工夫。

印刷・加工

一般的な印刷物では出しにくい高級感や立体感などの効果を高め、より表現の幅を広げるのが特殊印刷・加工です。加工には装飾を施すことにより注目度を増す、商品自体の耐久性を高めるという主に二つの目的があります。テーマに合わせて上手に用いれば訴求力をより増したり、販売効果を高めたりすることにつながります。

印刷・加工の種類

●箔押し
ゴールドやシルバーの箔に熱と圧をかけて、表面に転写させる方法。文字や絵柄が立体的に浮き上がって見えるので、高級感を出すことができます。ロゴマークや社名に施すと、一気にインパクトを上げられます。

●表面加工(UV・PP・ニス塗り)
紙の表面に加工を施して、見た目のインパクトを高めます。UVやPP(ラミネート)、ニス塗りなどの用法があり、ツヤを与える光沢を重視したもの、しっとりとした質感の出るマットなど、さまざまなタイプが用意されています。ロゴや写真などに用いてスポット的に目立たせることも可能ですが、ページ全面に加工すれば、耐水性や耐光性をより強める効果もあります。

●厚盛り
印刷面のインキを盛り上げて、質感を高める方法です。強調したい部分に用いることで他の製品との差別化をはかれます。インクの色も自由に選べるので、一般的な印刷では表現しにくいシズル感(ステーキや揚げ物がジュージューと音をたてている臨場感を指す。転じて、食欲や購買意欲を高めるための演出手段)や、金属の重厚感などを重視したい時に使用すると、より効果が期待できます。

●型抜き
木製や金属などでできた抜き型を用いて、紙をプレスして指定した形にくり抜く方法です。型には一般的な木型に加えて、腐食版、彫刻刃などを使用する場合もあります。丸い形にしたり、窓や穴を抜いたりするなどオーソドックスなものから、特殊な形状のものまで自由度は高く、目をひく仕上がりになります。

●ポケット加工
会社概要や見積り書、スタッフ紹介などのペラから、プレミアムグッズや製品案内リーフレットまでを入れられるポケットを最終ページに付ける方法です。相手側の都合によって渡す内容物を変えたり、ポケットの表面に名刺をはさむ切り込みをつけたりすることもできます。

●特色印刷
通常のプロセスカラーでは再現できない特殊な色を表現したい時に使います。ゴールド、シルバーをはじめ、蛍光色、メタリック、鮮やかなオレンジなどの特色は、読者に向けて大いにアピールするだけでなく、表現の幅も広がります。

駒田印刷株式会社