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弊社内におけるカラーマネジメント(色管理)について、カラープリンターの調整とメンテナンス、色調補正の作業手順などのやり方を全面的に見直し改善しました。

デザインやDTPでの作業において、PCのモニター上での色は印刷機で印刷した紙面上の色と厳密には一致してません。これはモニターと印刷機では色表現の仕方が違うためです。
そのため、デザインやDTPでの作業での色確認は印刷をしないとわからないということになってきます。しかし確認のために印刷機を動かすには非常に手間がかかり、かつ少量を刷るのは費用もかかり不向きなのです。

そこでカラープリンターが注目されます。
カラープリンターでのプリントアウトでの色が、印刷機で刷った色と一致していれば確認作業が捗ります。弊社では色再現に優れた性能を持つ Varsant 80 Press(カラープリンター)で色を確認しています。
ここで十分に確認された色を含む印刷用のデータを作り上げ、印刷機へと送り込みます。
すると、カラープリンターで印刷した色と印刷機とで一致するというわけです。
カラープリンターは残念ながら経年、設置環境、使用状況によって色が変動します。この変動幅を最小限に抑えるための調整(メンテナンス)が欠かせません。弊社では期間を決めて調整を繰り返し変動幅を最小限に抑えています。

今回は以上の機器等の調整に加えて、オリジナルのカラーチャートも作製しました。
カラープリンターで印刷すれば色が見れるのだから必要ないのではと思われますが、印刷しなくても自身でシミュレーションした色の掛け合わせを印刷するまでもなく確認できるのは非常にメリットがあります。数に限りがありますが、お分けすることも可能です。弊社営業担当にご用命ください。
ただし、色再現性は弊社の印刷機によるもので、汎用的にお使いいただくことはできません。弊社の印刷機をターゲットにお客様でのデザインや色指定などの参考になるかと思います。

お問い合わせなどは、弊社カラーマネジメント担当の澤井(manabus@kp-c.co.jp)までお願いします。